雪がだんだん降らなくなり、灯油を買いに行く回数もようやく減ってきて、そろそろ春めいてきました!・・・と思うと、半分嬉しいし、半分悲しいです。
ついに、秋田で過ごす最後の冬が終わろうとしているからです。
にしても、いっっっそがしい冬でした^。^;
「最後のチャンス」と覚悟して、できるかぎり秋田の冬アトラクションを満喫するために、ひしひしと走り回ったからです!
つまり、「祭り巡り」!
ちょっとその様子を皆さんに見せたいと思います。
刈和野の大綱引き
人生2回目の挑戦!
人生2回目の敗北!
一言まとめ:めっちゃ悔しいです。
筋肉痛が4日以上続きました・・・><;
刈和野の大綱引きは相変わらず半端ではないすさまじい迫力がありました。
まず、視野に入りきれない太くてなが~い綱に感動しました。毎年それを新しく作り直すのは、大仕事でしょうね。
そして、綱引きの前に行なわれる「押し合い」も不思議な光景でした。戦っているのか、お互いを支えているのか、よく分からないまま見ていたが、よく分からなくても気付いたら10分以上も見とれていました。氷点下の寒さなんかものともせずに、上半身裸でバトルに熱中する姿から、祭りへのPassionが感じられました!
ちなみに、秋田魁新報の2月11日号僕は2回も写真に写っています。一つは大綱引きの写真で左上で一生懸命引っ張っています。もう一つは、遊学舎のイベントの様子です。
Festival food note → お好み焼き棒 ・・・ おもしろい発想だけど、具だくさんと言えない。
いぬっこ
大綱引きから回復したら、次は湯沢に行ってきました。
雪で作られた犬の像が誇らしげに立ち並ぶ、かわいいらしい祭りでした!

親子連れがいっぱいいて、「子どものための祭り」という雰囲気でした。
祭りにいる子供たちは、雪の上で鬼ごっこしたり、滑り台を作ったり、いぬっこにまたがって遊んだりしていました。見ていて、全員雪遊びの達人だなと思いました。
二日間お疲れ様でした、と声をかけたくなります。
写真写りがとてもいい癒し系の祭りでした。
Festival food note → じゃがバター ・・・ 地味に思えるけど、シンプルだからこそvery yummy!!
六郷のたけうち
角館の山ぶつけよりも激烈な戦い!
写真写りがとてもいい癒し系の祭りでした。
Festival food note → じゃがバター ・・・ 地味に思えるけど、シンプルだからこそvery yummy!!
六郷のたけうち
角館の山ぶつけよりも激烈な戦い!
簡単に言うと、南と北に分かれて3ラウンド戦で、どでかい竹の棒で相手チームを倒そうとします。
一言で、こわい!かっこいい!そして、やっぱこわい!
一言で、こわい!かっこいい!そして、やっぱこわい!
こういう祭りが現代にまで続いていることが素晴らしいと思います。(写真で光っているのは警察です)

同じく見物に来たNZ人と話して、「僕らの国だったら、こういうdangerousな祭りはありえない。誰かがケガした瞬間に裁判所行きになるだろう」と二人で残念がっていました。
振り回される竹の棒だけじゃなくて、まん中で轟々と燃える炎も危ないし、我を忘れて素手の殴り合いを始めてしまう人もいるらしいです。
でも、とても危険な反面、途中で行なわれる「天筆焼き」息を飲むというより息ができないぐらいの美しい光景でした。

オーストラリアでは絶対に経験できない豪華な祭りで、参加したいと思わないけれど、見れて良かったと思います。
一つだけ不思議に思えるのは、普通は住んでいるところによってチーム分けされるのに、この祭りで外国人は六郷のどこに住んでいるかに関わらず全員同じチームに入れられます。どうしてでしょうか?
Festival food note → 納豆汁 ・・・ 納豆が食べれないのに、なぜか納豆汁は美味しいと思う^^ まだ食べてない方、おすすめです!
横手のかまくら
たけうちから一夜明けて、今度は横手に行きました!
いぬっこと似ている「癒し系」の優しい雰囲気で、秋田県民の温かさを肌で感じる祭り。

「よってたんせ」と誘われてかまくらに入り、見知らない人から甘酒をご馳走になって、さらにお餅などもご馳走になって、会話を楽しんで・・・そしてお別れを言って、次のかまくらに行きます。
かまくらの中には、地元の小学生と話したり、千葉からの観光客と話したり、またはばったり会った同じALTやCIRと話したり、面白い出会いがいっぱいある祭りです。

Festival food note → かまくらはやっぱり甘酒と焼き餅。そして、横手の焼きそば。あとは、初めて見た「恋咲汁」Love soup?も面白い。
太田の火祭り
太田の大台スキー場の近くで行なわれるこの祭りは、去年も行ったが本当に楽しい祭りです!しかも、規模が意外と大きいです!
冬祭りをかなりいっぱい満喫してきた一人のALTによると「太田の祭りが冬祭りの中で一番楽しい!」だそうです。
僕が着いたころに、まず「雪の中の田植え」が行なわれていました。由来が気になりますね。

その後は、激しい吹雪の中で和太鼓の演奏もありました!雪の上に座って締め太鼓で頑張っている子ども、氷で足場を作って踏ん張る大人など、いつもと違う太鼓演奏の風景で面白かったです。
その次は、メインイベントの紙ふうせん!上がった数も相当だし、ふうせんに書かれた絵もとても綺麗でした。

時々ふうせん自体に火がついてしまったり、離陸ができなくてまた下りてきたり、または飛ばされた後に危なそうに宙返りを繰り返したり、美しさに感動しながら、ハラハラドキドキもしていました!
ふうせんの後は、天筆焼と似て非なるものが行なわれて、そしてその後が派手な花火。
「小さい」祭りなのに、見どころ満載で本当に楽しかったです。
Festival food note → オムフランク ・・・ 文字通り、フランクの周りにチーズオムレツを巻いたもの。思わず「おかわり」してしまうほどの美味しさ!要チェック!
そして・・・
最後の「冬祭り」は僕が主催側にいたものでした!
そう、先日イオンで開かれた「国際フェスティバルin大仙」!!

これも笑ったり、遊んだり、異文化に触れたり、考えさせられたり、美しさにうっとりしたり・・・なかなか楽しいイベントでした。

詳しくはウニョンさんのブログに載っているので、もっと知りたい方、あるいは司会を務めたウニョンさんの振袖着物姿や僕の袴姿を見たいかたは、こちらへどうぞ!
秋田の冬はとても暗いものを予想していましたが、住んでみれば意外とイベントやお祭りがたくさんあって、そんなに落ち込まずに明るく過ごすことができました。それも雪国の人たちの知恵でしょうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿