2010年3月11日木曜日

中学生オーストラリア研修 ~ Part II

In my last post, I wrote about Daisen City Junior High School Australian Excursion. Today I’d like to write about the research themes the participants chose to look at during their visit to Australia. Out of the 20 students that went this year, 11 chose a theme relating to environment. That’s more than half! I was amazed by how environmentally aware the students here are. I certainly wouldn’t expect that many students back at home to pick out eco-issues as a research theme. And yet, a lot of the Japanese students felt that Australians were more environmentally conscious!
前の記事で「大仙市中学生オーストラリア研修」について書きましたが、今日は参加者がオーストラリアに行った時に調べた「研究テーマ」について書きます。実は、今年参加した20人の中、環境に何らかの関係のあるテーマにした生徒が11人いました。それは半分以上の参加者ということになります!ここの中学生の環境意識の高さにびっくりしました。オーストラリアの中学生だったら、エコ関連のテーマをそんなにたくさんの人は選ばないと思います。しかし、不思議なことに、オーストラリアに行ってきた中学生の中に、「オーストラリア人の方が環境意識が高い」と書いた人が何人かいました!

The students were only there for a week, and yet they kept their eyes peeled the whole time for information relating to their theme. Some looked at how domestic rubbish is separated, others looked at how water, energy and food conservation, while others noted the environmentally friendly cars or cleanness of the city streets.
一週間の短い滞在でしたが、生徒達は目を見張って「研究テーマ」に関する情報を追求しました。見てきたものには、家庭内のゴミ分別、水・エネルギーや食べ物の節約、環境に優しい車や町にゴミが落ちていないことなどがありました。

As for trash, it’s true that in Australia we don’t separate our rubbish as much as people do in Japan. The general system where I live is that every house has two big bins, called “wheelie bins” because they have wheels. The green one is for general rubbish, basically you can put anything in there that will fit. The bin with the yellow lid is for “recyclables”, so any glass bottles or cans etc. The green bin gets collected every week, and the yellow one collected every second week.
ゴミ関していうと、やっぱり日本のゴミ分別はオーストラリアのゴミ分別よりずっと細かくなっています。僕が住んでいたところでは、一つの家に二つの大きなゴミ箱があります。これらは「ホイール」がついているので、「ホイリー・ビン」ということがあります。(ビンはゴミ箱という意味です)緑色のものは一般のゴミ、つまり入るものならほぼ何でも入れてOKです。黄色いふたのゴミ箱は「リサイクル可能物」用なので、ガラスのビンやアルミ缶などを入れます。緑色は毎週、黄色いのは隔週ゴミが回収されます。



I was amazed when I came to study in Nagoya and found 5 bins waiting for me in the apartment! “Burnables”, “Plastic”, “Glass”, “Cans”, “PET bottles”… we could have even had a “paper” bin, but honestly we couldn’t be bothered.
留学のために名古屋に行った時、アパートに入ったら5つのゴミ箱が置いてあってびっくりしました!「可燃物」、「プラ」、「ビン」、「缶」、「ペット」・・・「紙」のゴミ箱を設置したければそれもできたのですが、正直に行って面倒くさかったからやめておきました。

A few of the students talked about how there was far less litter in Australia. Some students thought that this was due to Australian people being “more environmentally aware”. One male student pointed out that it was probably more likely because there are much more bins in Australia. I think he is spot on! I’ve never had to litter in Australia because there is always a bin close at hand. Whereas in Japan, you can never find a bin when you want one. The only options are to duck into a convenience store or to carry all of your rubbish home with you, so it’s easy to start thinking “I could just litter a little bit…”
オーストラリアの道路や街でゴミがあまり落ちていないことを話した生徒も何人かいました。その中、オーストラリア人が「もっと環境意識が高い」からと理由付けた人もいたが、一人の男子生徒が、オーストラリアでは公共のゴミ箱が日本よりたくさんあることを指摘しました。僕もこれに大賛成!オーストラリアではゴミ箱が常に近くにあるので、ポイ捨てしたことはありません。しかし、日本ではゴミ箱を探しても探しても見つかりません。コンビニで捨てるか、自分のうちまで持って帰るかしかないので、「ちょっとだけポイ捨てしても・・・」と思ってしまいます。

The student who pointed out the bin problem also said that litter in Japan could be solved by increasing the number of bins in public spaces. However, when you think about it, there’s a big difference in the way we throw out rubbish that makes this difficult. In Australia, you don’t have to separate rubbish so you only need one bin, making public bins are very easy to set up and very easy to maintain. Japan is far more on the ball with separating rubbish, so to set up public bins you would need to have the whole set – “burnables” “PET” “glass bottles” – which makes it a lot more difficult to manage.
ゴミ箱の問題を指摘した生徒が提案した解決策は、日本で公共の場にあるゴミ箱を増やせばいいでないかということでした。しかし、よく考えてみると、オーストラリアと日本では「ゴミの捨て方」に大きな違いがあります。オーストラリアでは、ゴミの分別をしなくてもいいのでゴミ箱1つで済みます。公共のゴミ箱の設置や管理はとても簡単です。日本では、ゴミ分別がもっと進んでいるので、公共のゴミ箱でも「可燃物」「PET」「ビン」など、すべてのゴミ箱を揃う必要があって、その分設置と管理が難しくなります。

It’s a shame that there’s no easy solution, but I’d like to point out that there’s more to the litter story that the students didn’t get a chance to see. For a start, there are “on-the-spot fines” for littering that are harsh enough to make anyone hesitate. For example, in NSW you can be charged $60 for small litter, $200 for throwing away a lit cigarette or $200 for littering from a vehicle. And these are all on-the-spot fines. If the matter goes to court, you can be fined up to $1,100. Maybe Australians are less “environmentally aware” and more “financially aware”. Also, there are many people who are concerned about litter in Australia so some communities and schools organise clean up activities, and we have a national annual “Clean Up Australia Day” where people all over the country help clean up litter. In addition, also remember that the students did not visit any major cities, where the litter problem is much worse.
簡単な解決策がないのが残念ですが、ここでオーストラリアのゴミについて生徒達が知りえなかった情報もあることを書きたいと思います。まず、ポイ捨てしたら「その場で」罰金される制度があり、誰でもポイ捨てをためらうほどの厳しい金額です。例えば、NSW州では小さいゴミなら6000円、燃えているタバコなら20、000円、車からポイ捨てすると20,000円まで罰金される可能性があります。そしてこれはすべて「その場で」罰金されます。法廷沙汰になった場合は、10万千円まで請求され得ます。オーストラリア人の「環境意識」ではなく、「金銭意識」が強いのかもしれません。そして、ゴミの問題を心配して、ゴミ拾いの活動をしている地域や学校などもあるし、毎年全国の「オーストラリアをきれいにしようの日」があって、全国で国民がゴミ拾いに参加します。そして、ゴミの問題がもっとひどい主要都市に生徒たちが行っていないことも覚えておいてください。
オーストラリアなどで見られる「ポイ捨て禁止」看板。これは$1000までの罰金と書いてあります!

There’s a lot more involved in the litter problem than “environmental awareness” and “more bins”, but it’s hard to know all of this just from a short visit to the country. It’s easier to judge the entire country based off what you see in one small part, but this can lead to many misunderstandings. It’s important to take every experience “with a bit of salt” and think about how much it represents the country as a whole. Someone who had a homestay with a vegetarian family would have a much different experience to someone who stayed with a family that ran a Chinese restaurant. Or maybe the homestay family normally eats a lot of Asian food, but switched to more “Aussie” steak and roast and meat pies just to give the student more of a taste of Australian culture.
ゴミの問題には「環境意識」や「ゴミ箱の数」以外にもたくさんの事情がありますが、短い期間訪れただけでそれをすべて知ることはできません。自分が見たその国の「断片」から、その国の全体を判断する方がもっと簡単です。簡単ですが、誤解につながる可能性があります。自分が経験したことを客観的に見て、その国全体に当てはまることかを考える必要があると思います。たとえば、ホームステイを例にとりますと、菜食主義の家族のところで過ごした生徒と、中華料理屋を営んでいる家族と住んでみた生徒とでは、経験がだいぶ違ってくると思います。それとも、ホームステイの家族は普段もっと和食やアジアの食べ物をいっぱい食べるかもしれないが、せっかく留学生が来るから「オーストラリアっぽい」ローストやステーキやミートパイなどをご馳走して、オーストラリアの文化を味わせようということがあるかもしれません。

For me living in Japan, it’s very easy to make judgements about Japan and all Japanese people based on my daily life. There’s a lot more of Japan out there that I’ve never seen, so I can’t make judgements just on the small bit I’ve seen. If I see one Japanese person run a red light then does it mean that all Japanese people do? If I visit a school around test week and all of the students look tired and stressed and unhappy then does it mean that they are like this all year? And are students all over Japan the same? When I write it like this it’s easy to think “No way! Of course not!” but actually it’s pretty hard to reserve your opinions in everyday life. Even though I try hard to remember that I’m only seeing a small part of the whole, I can’t say I always succeed. But I think that if you want to avoid misconceptions and be friendly with many people then it’s important to avoid snap judgements.
日本に住んでいる僕も、自分の日常生活の経験から日本やすべての日本人を判断してしまうことがとても簡単です。僕が見ていない「日本」がまだたくさんあるし、今まで見た小さい断片からすべてを判断してはいけないと思います。日本人の運転手が赤信号を無視して走りつづけるところを見たということは、すべての日本人が信号無視をするということ?期末試験の時に学校を訪問すると、生徒はみんな疲れとストレスがたまって笑顔がまったく見えないが、一年中いつもこんなにしょんぼりしているということ?日本中の生徒も同じぐらい暗いということ?こういうふうに書く、「そんなことないよ!」ともちろんすぐわかりますが、日常生活で判断を控えるのはとても難しいです。小さな断片しか見ていない、と自分に言い聞かせても、必ずしも成功するというわけではありません。しかし、いろいろな人々と誤解もなく仲良く過ごしたいのなら、そういう「判断」を避けることが大切だと思います。

2010年3月8日月曜日

オーストラリア研修 ~ 中学生の海外体験

みなさん、こんにちは!
ぱらぱらと雪がまた降ってきましたね!「いつになったら冬が終わる?」と問いたくなりますが、土曜日に大台スキー場へ滑りに行った時、リフトからフキノトウがたくさん地面から出ているのを見て、やっぱり春になってきたなと実感しました。天ぷらが楽しみですね!

しかし、春に突入する前に、冬からのイベントをもう一つ紹介したいです。
皆さん「大仙市中学校生徒海外派遣事業」って聞いたことありますか?
簡単に言えば、毎年の1月に、大仙市の中学生が十数名オーストラリアに行って、とびっきりの海外体験をしてくるプログラムです。
7日間という短い滞在期間の中で、竜巻のように走り回って、いろいろな経験をしてきます。ファームステイ、熱帯雨林散策、カモノハシ探索、現地の中学生との交流、そして世界遺産のキュランダ鉄道、楽園のように美しいグリーン島、「詰め放題セール」をやっているかのように、たくさんの活動がぎっしり詰められている日程です。


ガラス底のボートにも乗りました!

しかし、ジェットコースターのような旅を「わーーっ」と楽しんで、はい終りというわけではありません。
実は、生徒一人一人が「研究テーマ」を決めていきます。オーストラリアにいる間に「何か」を観察し、そしてそれを大仙市で役立てることができるかどうかを考えるのです。テーマは様々。ボランティア活動、食べ物の無駄、地産地消、リサイクル、学校生活、住みやすい街づくりなど。
そして、帰ってきたら参加者全員がオーストラリアで撮った写真を添えて研究テーマの報告や体験談を書き上げ、それが全部100ページに近い「オーストラリア研修 報告書」にまとめられます。

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オーストラリア研修報告書から少し引用を載せます。

「5分間以内のシャワーにびっくり」 というカルチャーショック

「ほとんど言葉が通じないのに共通の目標に向かって頑張ることは、心がつんがっているようで、達成感を深く感じることが出来ました」 現地学生との交流で垣間見たコミュニケーションの本質
「そんな貴重な体験をすることが出来て一生の思い出になりました」 コアラを抱っこした時の感動
「I LOVE 日本!!」 オーストラリアに行ってくることで、どれほど日本が好きかが分かってきた生徒
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とても面白い文集になっています興味のある方は、大仙市のホームページから「オーストラリア研修 報告書」と検索してみてください。
今は20年度が載っています。そして、まもなく21年度版もアップされます。

中学生が一生懸命書いた文章を読んで、僕はとてもホームシックになりました。
オーストラリアに行ったことがない皆さんも、ぜひ一回読んで「海外疑似体験」をしてみてください。

そして、実はこの文集ができても、まだまだ終りではありません!
一般の方々も見学できる「報告会」もあります。
生徒たちが保護者や先生や地域の人の前に立って、オーストラリアの経験や研究テーマの報告などのスピーチをします。これもまた感動しますよ。

帰ってきた生徒はみんな、行く前とかなり変わったことがわかります。
自信がついたのか、視野が広がったのか、客観的に自分の生活を見つめなおすことができたのか、何が理由かはわかりません。しかし、行く前と比べて、背筋がもっと伸びている、顔にスマイルがすぐ浮かんでくる、声に芯がある。
一目見れば、成長したなと分かります。
一週間の短い期間といえども、やっぱり海外に行ってくることはとても大事な経験だと思います。自分が育ってきた環境、文化、食事、光景、人々から一旦離れて、外国のそれらを見てくるだけで、自分の中で何かが大きく変わると思います。
陸で隣国とつながっているヨーロッパでは、たやすく外国に行ってかもしれませんが、島国の日本を簡単に出ることができないとイメージがあります。それだけに有意義な冒険になります。

僕も中学2年生の時に、初めて海外に行きました。3ヶ月の交換留学でニュージーランドに滞在しました。「なんだ、ニュージーかよ。オーストラリアと一緒じゃん!」と思う人もいるかもしれませんが、似ている隣国でもやっぱり違いはいっぱいあります。(詳しくはこちら・・・)
その3ヶ月でいろいろな忘れられない経験を積んで、オーストラリアに帰ってきたら行く前の自分と確実に変わっていました。自分に対する考え方、まわりを見る目、なにもかもが違ってきた気がしました。そして、それは紛れもなく今の僕につながったと思います。
大仙市のオーストラリア研修を経て成長して、その後もどんどん活躍している人たちがいます。ボランティア活動にもっと力を入れる人、英語弁論大会で活躍する人、また中国を訪問して胡錦濤国家主席と対面した人もいます。

21年度の派遣団体のメンバー

大仙市でこんなに中学生の将来を切り拓く手伝いとしている事業があるのを知っていましたか?残念ながらまだまだ知名度が低いようですね。
遠い外国の地で中学生が何を見て、何をして、どう思って、そしてどう成長して帰ってきたのか、これからもっとたくさんの人に知ってもらえたら、今よりももっと有意義な事業になると思います。今年の報告会を見逃した人、大丈夫ですよ!オンラインで報告書を見ることもできるし、来年の報告会が楽しみですね。2011年こそ、どうかお見逃しなく!

2010年3月5日金曜日

Fun at Futaba! ♪双葉小学校♪

Hello everyone! Just for a change of pace, I think I'll try writing in English today ^^
Don't panic though! I'll include a Japanese translation though, so try reading and understanding the English first and then check to see if you were right by reading the English.
みなさん、こんにちは!今日はいつもと違って、英語で書いてみます。
しかし、焦る必要はありません!日本語の訳もちゃんとつけますので、まずは英文の方を読んでみてください。その後、訳を読んで自分の理解が合っているかどうかを確かめてください。


On Thursday, I had the lucky chance to go and visit Michael at Futaba Elementary School. Have you ever been out to Futaba? It's a little bit "out in the sticks", but it is a beautiful school. Apparently the school building is shaped like a swan!
Inside the building, the hallways and rooms and bright and spacious, and the wooden architecture is relaxing to the eye. It was such a happy and soothing place, I wish I could visit it more often! I'm jealous of Michael ><;
木曜日は、マイケル先生が働く双葉小学校を訪れる機会に恵まれました。皆さんは、双葉小学校に行ったことがあります?「ちょっと」町中から離れていますが、とても綺麗な学校です。話によると、校舎が「白鳥」の形をしています!建物の中に入ってみると、廊下や教室がすべて広広として明るいし、木造の建築が正に「目の保養」です。気分が晴れて落ち着く場所なので、もっと行きたいなと思いました。マイケル先生がうらやまし~><;



We had a class with the very energetic grade 5 kids.
First, I showed everyone a few pictures of Australia.
Beautiful beaches (where I'm from!), more beaches, desert (very hot!), rainforest... and a snowy mountain.
The kids were all suprised to see the photo of the mountain. But actually, we have some pretty good ski mountains in Australia. We even got 2 gold medals in the winter olympics!
After that, we talked about the differences in schools in Australia and Japan.
In Australia, we don't normally have "school lunches" so everyone either brings their lunch to school in a lunchbox or buys lunch from the canteen. Also, a lot of schools have a school uniform.
Two of the kids volunteered to model the uniforms for us!
その日は、とってもゲンキな5年生の授業をしました。
まず、オーストラリアの写真を見せました。
美しいビーチ(僕の出身地!)、砂漠(熱い)、またビーチ、熱帯雨林・・・そして、雪山。
雪山の写真が出てくると、子どもたちは皆びっくりしました。しかし、実際オーストラリアではスキーができるいい山がいつくかあります。この間の冬オリンピックで金メダルを(珍しく)2つも獲得しました!

その後は、日本の学校とオーストラリアの学校の違いを話しました。
オーストラリアでは小学校から制服がある学校は多いです。
早速モデルさんになってもらいました!
They were a bit shy, but said it was "fun!" trying on the uniforms.
少し照れくさかったようですが、感想は「たのしい!」でした。
After that, we all made little koala origami!
その後は、コアラの折り紙をみんなでやりました!
You may have noticed, the English word for "折り紙" is "origami"! Exactly the same! There are actually a lot of "loanwords" from Japanese in the English language. Sushi, udon, soba, sumo, samurai, origami.... even tsunami! Did you know that?
英文を読んでいれば、折り紙=origamiに気付いた方がいると思います。英語が日本語と一緒です!英語には、こういう日本語からの「外来語」がたくさんありますよ。すし、うどん、そば、相撲、侍、折り紙・・・そして、津波も!皆さん、知っていましたか?

Anyway! Here are some pictures of the final products!
とにかく!出来上がったコアラ達がこちらです!

The girls koalas were very cute! Nice drawing!
クラスの女子が作ったコアラ達がとてもかわいかったです!さすが!


The boys koalas were ... scary!! Gangster koalas?~^^;
そして、男子のコアラは・・・・・・こわっ!!コアラ不良^^;


And here is a picture of everyone with their koalas proudly on display.
そして、これは皆が作ったコアラと一緒に写真に写っています。

And for those of you who want to try make a koala yourself, take a look at this page and click on the "Origami Koala instructions here" link.
そして、自分で作ってみたいという方は、どうぞこのページをご覧下さい。"Origami Koala instructions here"というところにクリックすれば、折り方が出てきます。

But of course, you all know about koalas and kangaroos. They are very famous animals.
Have you heard of leopard cats and ibex? How about shetland ponies or serow?
Michael taught us all about some "lesser known" but very interesting animals!
しかし、コアラやカンガルーのことなら、皆さんも知っていますよね。とても有名な動物です。
じゃ・・・レパード・キャットとか、アイベックスは?それとも、シェトランド・ポニーや、セローは?
その日、マイケル先生は「あまり知られていない」けどとても面白い動物の紹介をしてくれました!


The children all tried to match up each exotic animal with the country it comes from.
It wasn't easy!! But of course everyone knew "serow" because they live in Akita!
If you want to know the other answers, then try looking them up on the internet.
子ども達は、動物とその国を当ててみました。とても難しかった!
しかし、セローは秋田に住んでいるから簡単でした。そうです、セローは「かもしか」です!
他の動物のことを知りたい方は・・・どうぞネットで検索してみてください^^



I was happy that the kids were so energetic, and they were interested in everything we had to say. If they keep that interest in foreign countries and cultures then we might see them heading to Australia in a few years on our annual exchange program.
Their futures are as bright as the cheerful wooden buildings they are studying in.
Thank you for a great class and a fun day Futaba!
子ども達がすごく元気で、マイケル先生と僕の話していることすべてに対して興味を示してくれたので、とても嬉しかったです。外国や異文化への興味をそのまま保っていれば、数年後にはもしかすると大仙市の恒例オーストラリア派遣事業の参加者になるかもしれません。
双葉小学校の子ども達の将来は、木造の校舎と同じようにとても明るいと思います。
双葉小学校の皆さん、楽しい授業と楽しい一日をありがとうございました!

2010年3月1日月曜日

Winter Festivals!!

こんにちは!
雪がだんだん降らなくなり、灯油を買いに行く回数もようやく減ってきて、そろそろ春めいてきました!・・・と思うと、半分嬉しいし、半分悲しいです。
ついに、秋田で過ごす最後の冬が終わろうとしているからです。

にしても、いっっっそがしい冬でした^。^;
「最後のチャンス」と覚悟して、できるかぎり秋田の冬アトラクションを満喫するために、ひしひしと走り回ったからです!
つまり、「祭り巡り」!
ちょっとその様子を皆さんに見せたいと思います。

刈和野の大綱引き
人生2回目の挑戦!
人生2回目の敗北!
一言まとめ:めっちゃ悔しいです。
筋肉痛が4日以上続きました・・・><;

刈和野の大綱引きは相変わらず半端ではないすさまじい迫力がありました。
まず、視野に入りきれない太くてなが~い綱に感動しました。毎年それを新しく作り直すのは、大仕事でしょうね。
そして、綱引きの前に行なわれる「押し合い」も不思議な光景でした。戦っているのか、お互いを支えているのか、よく分からないまま見ていたが、よく分からなくても気付いたら10分以上も見とれていました。氷点下の寒さなんかものともせずに、上半身裸でバトルに熱中する姿から、祭りへのPassionが感じられました!


ちなみに、秋田魁新報の2月11日号僕は2回も写真に写っています。一つは大綱引きの写真で左上で一生懸命引っ張っています。もう一つは、遊学舎のイベントの様子です。

Festival food note お好み焼き棒 ・・・ おもしろい発想だけど、具だくさんと言えない。

いぬっこ
大綱引きから回復したら、次は湯沢に行ってきました。
雪で作られた犬の像が誇らしげに立ち並ぶ、かわいいらしい祭りでした!
写真で見れますが、尖がった鼻と耳からクルクルしたしっぽまで、とても細かく作られています。
親子連れがいっぱいいて、「子どものための祭り」という雰囲気でした。
祭りにいる子供たちは、雪の上で鬼ごっこしたり、滑り台を作ったり、いぬっこにまたがって遊んだりしていました。見ていて、全員雪遊びの達人だなと思いました。

遊ばれすぎてかわいそうにやつれているいぬっこもいました^u^
二日間お疲れ様でした、と声をかけたくなります。
写真写りがとてもいい癒し系の祭りでした。

Festival food note → じゃがバター ・・・ 地味に思えるけど、シンプルだからこそvery yummy!!

六郷のたけうち
角館の山ぶつけよりも激烈な戦い!
簡単に言うと、南と北に分かれて3ラウンド戦で、どでかい竹の棒で相手チームを倒そうとします。
一言で、こわい!かっこいい!そして、やっぱこわい!

こういう祭りが現代にまで続いていることが素晴らしいと思います。(写真で光っているのは警察です)

同じく見物に来たNZ人と話して、「僕らの国だったら、こういうdangerousな祭りはありえない。誰かがケガした瞬間に裁判所行きになるだろう」と二人で残念がっていました。
振り回される竹の棒だけじゃなくて、まん中で轟々と燃える炎も危ないし、我を忘れて素手の殴り合いを始めてしまう人もいるらしいです。
でも、とても危険な反面、途中で行なわれる「天筆焼き」息を飲むというより息ができないぐらいの美しい光景でした。

オーストラリアでは絶対に経験できない豪華な祭りで、参加したいと思わないけれど、見れて良かったと思います。
一つだけ不思議に思えるのは、普通は住んでいるところによってチーム分けされるのに、この祭りで外国人は六郷のどこに住んでいるかに関わらず全員同じチームに入れられます。どうしてでしょうか?

Festival food note → 納豆汁 ・・・ 納豆が食べれないのに、なぜか納豆汁は美味しいと思う^^ まだ食べてない方、おすすめです!

横手のかまくら
たけうちから一夜明けて、今度は横手に行きました!
いぬっこと似ている「癒し系」の優しい雰囲気で、秋田県民の温かさを肌で感じる祭り。
かまくらだけじゃなくて、毎年このようなほほえましい雪像も作られています。

「よってたんせ」と誘われてかまくらに入り、見知らない人から甘酒をご馳走になって、さらにお餅などもご馳走になって、会話を楽しんで・・・そしてお別れを言って、次のかまくらに行きます。
かまくらの中には、地元の小学生と話したり、千葉からの観光客と話したり、またはばったり会った同じALTやCIRと話したり、面白い出会いがいっぱいある祭りです。
冬祭りで恋が芽生えると聞いたことはありますが、この祭りならあり得るなと思いました。

Festival food note → かまくらはやっぱり甘酒と焼き餅。そして、横手の焼きそば。あとは、初めて見た「恋咲汁」Love soup?も面白い。

太田の火祭り
太田の大台スキー場の近くで行なわれるこの祭りは、去年も行ったが本当に楽しい祭りです!しかも、規模が意外と大きいです!
冬祭りをかなりいっぱい満喫してきた一人のALTによると「太田の祭りが冬祭りの中で一番楽しい!」だそうです。

僕が着いたころに、まず「雪の中の田植え」が行なわれていました。由来が気になりますね。

その後は、激しい吹雪の中で和太鼓の演奏もありました!雪の上に座って締め太鼓で頑張っている子ども、氷で足場を作って踏ん張る大人など、いつもと違う太鼓演奏の風景で面白かったです。
その次は、メインイベントの紙ふうせん!上がった数も相当だし、ふうせんに書かれた絵もとても綺麗でした。

時々ふうせん自体に火がついてしまったり、離陸ができなくてまた下りてきたり、または飛ばされた後に危なそうに宙返りを繰り返したり、美しさに感動しながら、ハラハラドキドキもしていました!
ふうせんの後は、天筆焼と似て非なるものが行なわれて、そしてその後が派手な花火。
「小さい」祭りなのに、見どころ満載で本当に楽しかったです。

Festival food note → オムフランク ・・・ 文字通り、フランクの周りにチーズオムレツを巻いたもの。思わず「おかわり」してしまうほどの美味しさ!要チェック!

そして・・・
最後の「冬祭り」は僕が主催側にいたものでした!
そう、先日イオンで開かれた「国際フェスティバルin大仙」!!
たくさんの来場の方のおかげで、大いに盛り上がりました!
これも笑ったり、遊んだり、異文化に触れたり、考えさせられたり、美しさにうっとりしたり・・・なかなか楽しいイベントでした。
民俗衣装のファッションショー、世界の文化○×クイズや、上の写真に写っているいろいろなブース・・・世界のいろいろな文化のオンパレードでした!
詳しくはウニョンさんのブログに載っているので、もっと知りたい方、あるいは司会を務めたウニョンさんの振袖着物姿や僕の袴姿を見たいかたは、こちらへどうぞ!

秋田の冬はとても暗いものを予想していましたが、住んでみれば意外とイベントやお祭りがたくさんあって、そんなに落ち込まずに明るく過ごすことができました。それも雪国の人たちの知恵でしょうね。