2009年12月14日月曜日

「どうろ」をさかさまにすると「road」になるって不思議じゃない?

こんにちは!

皆さん、考えたことがありますか?日本語の「道路」をさかさまにすると、英語の「road」のように読めます。不思議ですね。
そして、その言葉と同じように、日本の道路と西洋・オーストラリアの道路は逆さまと行かないまでも、かなり違いが多いです!「止まれ」も、他の標識も、車線の間の「線」の色や形も・・・左側を走るというところ以外、違いがたっっくさんあるんです。
今日は2つを紹介したいと思います。

まず、かなり大きな違いは道路の両脇にある「側溝]。

こういうのは、オーストラリアにはあまり見当たりません。
僕ら外国人の車のタイヤを影から狙っていることから、「外国人トラップ」(罠)と呼んでいる人もいます。
その存在を知らないがために痛い目に会うALTは数多いと思います。かわいそうに・・・

そして、もちろん秋田で見る「融雪溝」はオーストラリアにありません。

これも生活上で必要ですが、なかなか怖い敵です。ニアミスが後を絶たないと聞きます。

それに比べて、融雪パイプは本当に面白いものです!
最初に見たときは夏だったのでただの「いい加減な水道工事」だと思っていましたが、冬になるとそこから水が湧き出てきて、ますます混乱しました。近所の水道が全部いっせいにぶっ壊れたのか、とさえ思いました!

ようやく人に説明してもらって分かったのですが、その水がプシュっと出ている姿は今でもとてもおかしい感じがします。

側溝、融雪溝、融雪パイプ・・・ 秋田とオーストラリアの道路を比べると、やっぱり雪国ならではの違いが目立ちます。


では、もう一つ、全国的にオーストラリアの道路と違うところがあります。もっと根本的なところです。
実はオーストラリアの道路はすべて名前が付いています。
日本の都会では、時々「なんとか小路」や「何々通り」を目にしますが、オーストラリアだとどんなに小さな道路でもちゃんと名前があります。

例えば、こんな感じです。

BLAKE stと書いてありますね。「BLAKE STREET」の略です。
ちょっと味のあるかわいい名前ですね。(同じブレイクとして言わせてもらいますが^^)
こういう略もいっぱいあります、例えば「通り」という意味で、LNE=LANE、RD=ROAD,AVE=AVENUE,TCE=TERRACEなど。

それに比べて、行き止まりになっている道には、CRT=COURT,CL=CLOSE,CRES=CRESCENT,PL=PLACEなど・・・
名前を見ただけで、向こうの道に通れるかどうかが分かります。それが一つの便利なところです。



もう一つ便利なところは、道に迷いにくくなるということです。
たとえば、人の住所がわかれば、その道を地図帳の索引で引いて見れば、場所がすぐにわかります。
日本の地図帳で人の家を調べる方法は僕はいまだに分かりません・・・グーグルマップに頼っています!

そして、道に迷った時の助けにもなります。「あ~どうしよう!」となった時には、通る道の名前を地図帳で調べればいいです。そうしたら、自分がどこにいるかがすぐわかります。僕も何度も、何度も、何度も・・・・何度もこれをしたことがあります。
ということで、方向音痴の人が得することがいっぱいあります。
ただ、すべての道路の入り口に名前を知らせる標識が立つので、看板が非常に多くなります。そのせい、見苦しくなるし、返って分かりにくくなる時もあります。一長一短ですね。



そして、僕は日本にけっこう長く住んでみて、同じようだけどちょっと違うシステムがあることに気が付きました。

もちろん、日本では国道や県道に数字を振ってわかりやすくしていますが、もうひとつ「オーストラリアでは名前を付けないが、日本だと名前をつけるもの」があります。人に道案内をする時に使う人がけっこう多いと思います。

どうでしょうか?? みなさん、わかりますか??



答えは

・・・



・・・・・・



・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・交差点です!!



もちろんすべてではありませんが、日本では名前がついている交差点が多いですね。そして、道案内をする時に、これがけっこう役に立ちます。僕自身は横手市の「婦気」交差点をよく目印にしています。
やっぱり、制度は違っていても、オーストラリアでも日本でも「道に迷いやすい方」を助けるシステムがありますね。とてもありがたいです^^;

実際、海外に行ったことのある人は、もっとたくさんの違いに気付いていると思います。そういう話があれば、ぜひ聞かせてください!

今日も迷わないように気をつけながら頑張っているブレイクでした。

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