2009年10月20日火曜日

あきた国際フェスティバル2009!!

先週の土曜日に秋田市で開かれた「あきた国際フェスティバル2009」を見に行った方はいますか??
あるいは、ニュースで見た人はいるかもしれませんね。 実は、僕もそこにいました! (ニュースのカメラになぜ無視されましたけれど・・・)
朝の10時から午後の4時まで、すごく楽しく盛り上がりました。行かなかった人がちょっとかわいそうに思えるぐらい楽しかったです。
ということで、少しその様子を見せたいな、と思います。
上の写真に見えるニュージーランドのブースを担当したのが、仁賀保と大館に住む夫婦2組(写っているのは、大館にいるマットとサム)と、左側に輝いている我らの協和ALT - Evelyn先生!!
そのブースでは、指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)にでた美しい緑豊かなNZ風景を見たり、NZの音楽を聞いたり、伝統踊りに使われる「ポイ」を作ったり、そして直接NZの人と話すことも出来ました。
一つのブースでもこれだけ体験していいんですか?と聞きたいぐらい見るもの・やるものがいっぱい詰まっていました。

そして、そのようなブースが(なんと!)40以上もありました!
写真の右端に見える「南アフリカ」のブースでは、国の紹介、皆が愛するレゲーの音楽など・・・
左側の「ガールガイド」のブースでは、おりがみ手裏剣投げに挑戦したり、的中させたらお菓子をもらったり^^; 僕はこのブースで長年憧れた「紙てっぽう」の作り方を覚えてきました。大満足 \^o^/

そして、ガールガイドの裏側には、(手裏剣が時たま飛んでくるという危険な立地条件で)、僕の「オーストラリア紹介ブース」がありました。
上から見た感じはこちら・・・

・・・よくわかりませんね^^;

ごちゃまぜなので分かりにくいかもしれませんが、僕のブースでは、クイーンズランド州の紹介映像、アボリジニの楽器「ディジュリデゥ」、かわいい動物のぬいぐるみと情報、難易度高めすぎのオーストラリアクイズ、コアラ折り紙体験など、いろんなものがありました。
しかし、ブースの目玉はやっぱり「ベジマイト試食」でした!
皆さん、ベジマイトをご存知ですか?
「ベジマイト - Vegemite」とは、オーストラリア人にこよなく愛されている黒い発酵ジャムです!

・・・といっても、よくわかりませんね^^;
ビールを作った時に残るイーストエキスを発酵させてできた、見た目はチョコ、味は八丁味噌という不思議な食品です。
しかし、八丁味噌と同じ味と言っても、食べ方はぜんぜん違いますよ。たっぷりとバターをぬったトーストに、すこしだけぬったら朝食にぴったりの「ベジマイト・トースト」完成! おいしいんですよ、それが^^
200人近くが試食をしてくださったのですが、一番多い感想が「おいしい」でした!
みなさん、どうぞお試しください。近くのKALDIや明治屋で入手可能です。(僕は販売員か??)


すみません!ちょっとベジマイトを熱く語りすぎました。
本筋に戻りましょう。

ほかのアトラクションとして、イメージキャラクターもきました。
初めてスギっちに会うことが出来ました!
あまりにもかわいすぎて、ブースから飛び出して写真を撮りました。

そして、ステージパフォーマンスも面白さ&迫力満点でした!
NZの闘いのダンス「ハッカ」やブラジルの踊り武術「カポエラ」から、情緒あふれるロシアの童謡まで、こちらも多岐にわたるショーケースでした。
写真に見えるのが、かっこいい「カポエラ」です。見るだけで汗をかいてしまう激しさでした。

そして、僕の人生で初めての経験、ついに秋田のヒーローを見ることができました。
そう!フィナーレとして「超人ネイガーショー」がありました!











本当に面白かったです!秋田弁が分からなかった時も、子供たちが盛り上がっているのにつられて、こちらもいつのまにか「ネイガーポーズ」をしていました。
まわりのALTたちも皆「顔におなら攻撃」に首をかしげたが、ショーが終わった後は話題がずっと「ネイガーネタ」でした!超人ネイガー、とうとう海外進出?!

そのような感じで、一日中国際交流を楽しめました。
大仙市でも、来年の2月に「国際フェスティバル」が予定されていますので、秋田市に負けない盛り上がりをになるように、皆さんもぜひぜひ遊びにきてください!

2009年10月16日金曜日

Firework Appreciator!

こんにちは!
タイトルの「Firework Appreciator」を読んで、「何じゃこりゃ?」と思った方はいませんか?(正直に答えてください^^)
これは「花火鑑賞士」の僕なりの訳です。

そうです。世の中に「花火鑑賞士」というものがあるんですね!全身全霊を花火にささげている大曲ならではの資格です!そんな身近にある面白~い資格があるのはご存知だったでしょうか?

実は先週、僕は勇気を振り絞って「花火鑑賞士認定試験」を受けに行きました。(すでに、ウニョンさんのブログをご覧になっている方もいるかと思いますが、ここでも報告したくてブログを書きました^^;)

北は青森、南は兵庫、いろんなところから100人近くの「花火好き」がエンパイヤホテルで開かれた「第7回花火鑑賞士認定試験」に参加しました。100 people! Isn't that amazing?

どうですか、皆さん?会場の緊迫した雰囲気は伝わりますか??受験者の花火に対する愛情を感じ取れますか??
最初はやっぱり、皆は緊張していましたが、冨樫さんの冗談まじり司会でだいぶ雰囲気が和みました。

実は、試験だけではなく、講義もありました! (eek! 汗
その日の朝11時から5時ぐらいまで、花火の歴史・製造・種類・玉名・鑑賞の仕方・・・たっくさん勉強して、そのあと、やっと試験に挑みます。
講義では、大曲の花火でBIG活躍した北日本花火興業や小松煙火工業の花火師さんや、「花火のソムリエ」小西先生が、ユーモアたっぷり(ありすぎるぐらい)で指導してくださいました。
本当にlo~~~ngな講座で、専門用語が飛び交う中で何回も訳分からなくなってしまったけれど、とっても楽しかったです!


そのまま終わればよかったのですが、やっぱり「認定試験」に「試験」が必要ですね^u^;;
試験日の前に、ちょっとだけこういう(http://www.youtube.com/watch?v=IgBzdtBMmno)動画を使って勉強しておいたので、なんとなくついていくことが出来ましたけど・・・受かったかどうかは、自信が・・・・
来月に合格発表がでるので、その時までI'll keep my fingers crossed! (西洋では、幸運を祈る時、よく指をクロスさせます。)


皆さんも、ぜひ受けてみてくださいね!
主催者であるNPO法人大曲花火倶楽部のホームページによると受験資格は一応あるけど、皆さんのほとんどはOKだと思います! 

受験資格その1)高校生以上  
(今回の受験者の平均年齢が31歳ぐらいでした!)
受験資格その2)次のいずれかに該当する者は受験できません。
          ア 花火を一度も見たこのがない方。 

          イ 花火が嫌いな方
          ウ 花火を恒久平和に利用できない方。 
          エ 花火を芸術と思わない方。 

ということで、受験資格のある方、来年の試験に向けて、着々と勉強してみてはいかがでしょうか?^^

ところで、
講義の間に、めちゃ面白そうなイベントの案内がありましたので、ぜひぜひ皆さんに伝えようと思いました。
誰でも参加できる「第3回全日本残月花火花火選手権大会」です!「残月」というのを知っていますか?上空で開いた後に、パラシュート(落下傘)でひらひらと下りてくる昼花火です。最近はあんまり見られないらしいです(僕も見たことがない・・・)

「参加できる」というのは、花火を作ったり揚げたりするということではないので、安心してください!
揚げられた花火がパラシュートで降りてきたら、それをつかんで「ゴール」まで走っていったら勝ちです!
珍しい夢残月をみるだけでなく、自由奔放に田んぼを走り回り、そして豪華賞品をもらえるかもしれないというから、盛り上がること間違いなし!それに、大曲の花火の桟敷券があたる抽選会もあります。100周年の大会となるので、なんとしても手に入れたいところですね。
・・・といいたいところですが、その日僕は静岡県に出かけているので参加できません >_<; 興味のある人は、大曲青年会議所のホームページをご覧になって、僕の分まで頑張ってください。

2009年10月9日金曜日

台風直前の稲刈り!

皆さんは台風を無事にやり過ごしましたか?
ALTの中で台風が初めてで、とても不安だった人もいましたけれど、終わったら全員ケガも被害もなく大丈夫でした。

しかし、今日はこわーい台風の話ではなく、その前日の「こえー」体験について書きたいです。

7日は、横堀小学校の稲刈りに参加してきました!
10時過ぎに、4年生と5年生と一緒に、恐ろしく大きい田んぼに取り掛かりました。
そして、強力な助っ人として、稲刈りが生まれて初めてだったという大曲中学校のALTメリッサ・オン先生も加勢してくれました。(写真は、黒いセーターの田口先生の左にメリッサ先生、右に僕がいます)


4年生、5年生と肩を並べて、鎌を振るうのが最初はちょっと怖かったですが、子供たちが慣れた手つきでスイスイと刈っていったので、すぐ安心しました。むしろ、うかうかしていると子供に置いてけぼりにされそうでした。

そして、参加者は4年生、5年生と僕らだけではなく、子供のおじいさんおばあさん方が13人も手を貸してくださいました。子供が祖父母の刈り方を見て真似している姿が、とてもほほえましかったです。

この日はコンバインが2台もあって、刈った稲はそれに入れました。だんだん疲れてきたせいか、笑顔が少しずれてるように見えます。
一人のおばあさんが「昔はぜ~んぶ手で刈りました。そして、自然乾燥させた」と教えてくれました。大勢で一つの田んぼを刈るだけでかなりヘトヘトになった僕は、昔の労力を考えるだけでめまいがしました!
そして、自然乾燥の方がおいしいかと聞くと、間髪いれずに「んだ!もっとおいしい」と答えました。一度は食べてみたいものですね。

最後の稲を刈った瞬間、拍手が沸きあがって、その後みんなで一休みしました。


早くも休憩が終わって、後半の「コンバインに運ぶ」と「落穂拾い」に入りました。
子供と一緒に地面を凝視して、落穂を探すのがとても楽しかった!

子供が「ブレイク先生!宝庫見つけたよ!」とか、「Mister Blake!田んぼの端にもっといっぱい見つかるよ!」とか、次々とアドバイスをくれたので、落穂がいっぱい見つかりました。

落穂だけで茶碗何杯分見つかったんでしょうか?驚くほどの量になりました。

後半の終わりに、しめの言葉を3カ国風に皆で言ってみました。

一つ目は、オーストラリアの「BEWDY!」 (これは「BEAUTY」が転じて、「上出来だ」のような意味です)
二つ目は、メリッサ先生が教えてくれたシンガポールの「ヤーーーーン、シン!」でかなり盛り上がりました。
三つ目は、純和風の「万歳三唱!」で、正に和洋折衷の終わり方でした。
そして、まだ元気いっぱいの子供たちが給食の準備をするために教室に走って帰った後、
いつのまにか落穂拾いに戻ってしまったメリッサ先生と僕がいました・・・^^;
これが意外とはまるんですよね。

給食はもちろん、一粒も残さずに全部食べましたよ!

僕はこのような農業体験を小学校でやらなかったので、日本の小学生がうらやましいです。
いい汗をかくだけではなく、昔の生活や労働を知ることもできるし、おじいさんおばあさんとの絆を深めながら、お米一粒一粒の「価値」を実感できるから、一石五鳥ぐらいですね!

来月中旬に「感謝祭」が行われる予定で、その時に7日に獲ったお米でおにぎりを作るそうです。
みんなで刈ったおいしい「あきたこまち」を早く食べてみたいですね!!

2009年10月1日木曜日

G'day mate!

はじめまして (かな?) Nice to meet you!! (Or maybe I already have?)

大仙市の教育研究所(大曲小学校の「せいべいさん」のところ)で働いている、国際交流員(CIR)の「ブレイク」と申します。
英語に直すと「Blake」です。破壊的な「BREAK」(壊す)ではないですよ!(平和主義者です!)

大仙市に来て、一年間以上も経っています!
その間は、小学校で先生方のお手伝いをしたり、大仙市の国際交流イベントでお手伝いしたり、市民向けの楽しい異文化体験講座を開いたり、大仙市のあちこちで出没して出前講座をやったり、いろいろやってきました。
そして、できるだけたくさんの祭りも体験しました。大曲の花火、川を渡る梵天、太田の火の祭り、南外の酒サミット、角館のやまぶつけ(大仙ではないんですけど・・・)リストアップしてみると、本当にたくさんの面白い行事に参加できました。そういう祭りやイベントのおかげで、大仙市のいろいろな人に会うことができたし、あっという間に一年間が過ぎていきました。

BUT!!(しかし!!)一年間が過ぎたのに、
大仙市でまだ探検していないところがたくさんありますし、大仙市の市民の方々でまだ会ったことがない人もたくさんいます。もっとたくさんの人と交流したいなぁ、と思っているので、そのためにこのブログを作りました。僕のCIRとしての仕事の様子、大仙で体験した祭りやイベントのこと、そして生活の中で「あれ?向こうと違うね」とか「すごーーーい!」と思ったこと、懐かしいオーストラリアのことなど、いろいろなことをこのブログに書いていこうと思っていますので、ちょくちょくのぞきに来てください。

ちなみに、この記事のタイトルにある"G'day mate!"はわかりましたか?
オーストラリアの「こんにちは」です!イギリス風の「Good day」を略して、 "mate=友達"をつけたものです。しかし、「友達」という意味ですが、オーストラリア人は赤の他人でも「mate」と呼んだりします。フレンドリーと言えばいいのか、なれなれしいと言えばいいのか ^^;
僕は皆さんのことを「mate」と思ってこのブログを書いていくつもりなので、皆さんも気軽に「G'day mate」と声をかけてください。ブログの内容やオーストラリアの文化などについて、疑問や質問、「ちょっと気になってるな」というようなことがあれば、コメントをください。

それでは、よろしくお願いします!
See you next time, mate!